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佳木斯大学
現地調査日:2008/05/28
6.コメント
以下、08/05/30執筆
●黒龍江省第4の都市、佳木斯市にある総合大学。ロシアに近いこともあって、中国語を学ぶ学生の60%はロシア人。
●語言生147人のうち8割弱が4年間学ぶ本科生である。学位を取らない進修生も本科生と一緒に授業を受ける。
●クラス分けが多いのだが、一部クラスはロシア人の団体クラスとなっている。レベルが合えば同じクラスで授業を受けることができるとのことだが、事前に確認しておいた方が良いだろう。
●佳木斯大学はキャンパスがかなり広範囲に分散しているのだが、日本語学科は留学生部のすぐ近くに位置するため、互相相手の確保には困らない。
●カリキュラム上、際立った特徴は無い。ごくごく平均的なものである。クラスに関係なく科目ごとに授業を選べるというのは一つの特徴。例えば、総合は中級一、口語は初級四、聴力は初級三といった授業の取り方ができる。ただ、時間割表を見る限り、それがしやすいような時間割構成にしているというわけではない。制度としてそうしているだけという印象を受ける。
●ロシア人で夜間に騒ぐ留学生が多いなどの問題があり、留学生の国籍ごとに居住する寮のフロアを分けている。国ごとに異なるライフスタイルに対応させるための配慮という。
●教師はすべて対外漢語専業または中国文学を大学で専攻した者で固めているとのこと。
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